-ご案内-

このサイトは管理人が韓国料理について簡単にまとめた個人の趣味のサイトです。
無断転載・転用はご遠慮下さい。

ご意見などは管理人admin@kanryucooking.jpまでお願いします。

薬念(얀놉)

■韓国料理の縁の下の力持ち■

韓国料理の項目でも触れましたが、韓国には「薬念(얀놉=ヤンニョム)」と呼ばれるものがあります。

これは調味料・香辛料・薬味といった物の総称で、主に塩・しょうゆ・味噌・酢・砂糖といった調味料や唐辛子・生姜・にんにく・胡椒・葱・ゴマ油といった香辛料・薬味に分類されるものが使われます。「五味五色」を重視する韓国料理においては欠かせないものです。

多くの「薬念」を細かく調合することで、「五味五行」の調和をとります。この調和によって料理を美味しくするだけでなく、栄養のバランスさえも調節することが出来るのです。

この「薬念」には実際に漢方薬の薬材として用いられるものも多く含まれ、料理を作る際に健康を維持する薬となるよう念じたことからこの名前がついたとされています。

「味付けをする」というのを韓国では「ヤンニョムハダ(얀놉하다)」と言うそうです。このように「薬念」は食材の味を活かし、独特な味付けをするために最も重要な要素なのです。

ちなみに韓国料理には一つの料理に少なくとも5〜6種類の薬念を使用するので、複雑で深い味のハーモニーを楽しむことが出来ます。